風の道

Katzu

2011年09月21日 03:36

 家の前では、台風の影響を受け白波が立っている。
ここは屈指のカイトサーフィンエリアらしく、
風の吹く日はよく楽しんでいる姿を見かける。
ここは海風の通り道である。



 自転車ライフなので、近所のスーパーにデイパックを背負い出かける。
と言っても高低差50mなので、ロードレーサーでも少しきつい。
買物自転車では立ちこぎしないと無理である。
さとうきび畑の道を上って行くと、風にあおられ、よろける。
ヘルメットでなかったので、帽子が飛ぶ。
この風が自転車にとっては、かなりやっかいで危険である。
このような強い風圧は下り坂での経験があるものの、
自転車は前方からの風は受け流せるが、横風には弱い構造なのである。



 3日間近く台風15号が、沖縄近海を迷走している。
もうかなりの間、風雨と晴れ間が交互に現れ、長時間は外出できない。
雨だけの場合、あきらめが付くが、
車のない生活はかなりの不便を強いられる。
沖縄の人がシーチキンを箱で買う習慣も、
テイクアウトが増えるのも、この気候が生活に大きく影響している。

雨が多く、蒸し暑いというのも理由の一つだが、
東南アジアでは自転車の利用は多い。

 沖縄では台風と風が、自転車利用を阻害している。
台風15号の影響で、自転車だけの生活も1週間で中断し、レンタカーを借りに行った。
自転車を空港まで持っていく手立てがないためである。
公共交通の整備と、道路の段階的整備が必要だと感じる。
そして次世代には、脱原発と脱自動車社会というキ―を渡さなければならない。

 自転車の普及活動は、サイクリング協会がレース絡みで行っているが、
地元の交通安全教室はどう行っているのだろう。
歩行者、自転車のハザードマップを作りたいと考えていのだが、
帰国してからヒアリングしてみたい。


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