台湾の交通事情

Katzu

2011年09月27日 08:12

 那覇から台北に来て、アジアに戻った感じがする。
と同時に、沖縄はアジアへの入口だと改めて思う。

台湾は車中心社会である。特に特徴的なことは、交差点の優先権が車にあり、
歩行者は右左折車に注意する必要がある。
高速道路が片側5車線ほどもあり、現在も新線が建設中である。



台北市内はバイクが多く、自転車はほとんど見かけない。
路肩が狭く、バイクが車の間を縫って走り、車の先を行こうとする。
バイク専用の駐車場もあり、管理も整っている。
どの都会も同じで盗難は、多いのだろう。



 これが郊外に行くと、路肩も広く走りやすい。自転車の数も増える。
台湾は最近健康ブームと、メーカーの世界的台頭でサイクリングイベントも多い。
サイクリストをつかまえ話を聴いた。
台湾1周は約9日掛かるが、ゆっくり2週間がベストである。
市街地の多い西海岸より、東海岸が走りやすい。
最後に市内の道を聞かれ、地図で道を一緒にさがした。
サイクリングは、これから普及していくだろう。



 高速鉄道網は、日本の技術援助による西側の台湾新幹線はじめ、
東部も含め、ほとんど1周運行している。
台北市内の公共交通機関はMRTが発達している。
解かりやすく、清潔で、治安もいい。



台湾の交通計画は、内陸横断道路網の整備と2次アクセスの確保が課題であろう。

 治安は良さそうで、嫌な思いもなく旅行できるが、ひとつだけ気になることがある。
車の防犯ブザーが、街で何度も聞こえた。
2日間で4回鳴り続けていた。
多分、誤作動か、操作ミスだろう。


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