2011年10月15日
パラオのサクランボ

パラオの街を歩くと、様々な花やフルーツを見かける。
南洋特有のものばかりだが、ミューンズの坂道の途中に
サクラの木があり白い花が咲き、サクランボも実っていた。
そう言えば、ちょうど雨季で寒いこの気候は、
サクランボの季節の東北の梅雨中ごろに似ている。
花と実が丁度一緒になっていた。
食べると少々甘く、すっぱい味がした。
まぎれもなくサクランボだった。


道路沿いにバナナやマンゴウ、ノニ、ビンロウ椰などがある。
コロール周辺は持ち込まれた外来種が多い。
パラオ特有の花は少なく、
ロックアイランドの中では、クチナシモドキくらいである。

パラオ本島北部に行くと、花の種類も減り、
変わった植物は食虫植物のウツボノカズラがある。
虫も中に入っていなくて、指を入れても食べられなかった。

ワラビと同じ形のシダ類があったが、煮て食べたら
同じ味がしたが、堅くて食べれなかった。

白いガクの花、ランの種類ノ花がある程度である。
季節のメリハリがないので花が咲く、散るという風情はない。


知人のサクランボ農家に、沖縄での作付を提案した。
真冬の季節の1個1000円もする、ビニールハウス栽培をするなら、
沖縄でどうだろう。と。
寒暖の差が小さいので、甘くならないだろう、ということだった。
パラオのサクランボも同じ味だった。
Posted by Katzu at 00:44│Comments(0)
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