沖縄のスポーツ環境

Katzu

2011年07月26日 20:50

 

 最近は、泡瀬の県総合運動公園をよく利用する。
施設規模、内容についても、他県より十分整っている。
屋外50mプールは、水温も32度くらいで少々温いが、透明度も良く、
緑に囲まれ、青空を水面から見上げる解放感は、申し分ない。
通常は1レーンを一人占めでき、料金も安く、もっと利用すればと思う。

たった一つの難点は、普天間飛行場からの飛行ルートになっていることだ。



 周内ランニングコースはラバー舗装で、関節に負担が少なく走り易い。
海に近く蒸し暑いが、適度な木陰があり家族連れ、夫婦づれ、学生、
マラソン練習おやじと結構利用者は多い。
練習用サッカーグラウンドの芝も、整っている。
これだけの施設を維持するのは大変だが、公共施設の恩恵を十分
受けていると感じるスポーツ環境である。

コースを走っていると、練習を終えた学生たちが、こんにちは、
と挨拶してくれる。
先生か、選手と勘違いしているのかわからないが、大変すがすがしく、
何か忘れかけていたものを思い出す。
指導者や親の姿が想像できる。



 一昨日、屋我地ロードレース大会があった。
集落の協力で道路を通行止めにし、
各交叉点には地元の学生が案内役を務め、
集落全体のボランティアでサポートしてくれる。

大人のレースのあとは、子供のレースもあり、真剣で、
親の応援だけでない暖かい目で見守られていた。
小学生は3クラスに分かれ、ロードレース用自転車と、
補助輪付き自転車が競い合ったりする。
嫌々辛そうに、手伝っている高校生もいるが、
スポーツを通じて町全体が活動していると感じる。



 スポーツに必要なものは、環境づくり、資金づくり
そして人づくりである。

これはまちづくりに必要とされるものと全く同じである。

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