沖縄のスポーツ教育環境
一昨日、沖縄キッズトライスロン大会が行われた。
東京からの教育関係者の友達二人と見学に行く。
沖縄の魅力的な活動は、アウトドア系のスポーツである。
太陽と海と島の自然環境の下で安全に活動できる場所は
現在、日本では限られている。
県内のトライアスロン大会、マラソン大会、バイクロードレース大会は、
大小合わせ、年間20以上もある。
通年開催可能であり、プロの調整、練習場所にも利用されていることや、
米軍関係者はじめ欧米の愛好家が住んでいる事もその理由である。
第3回沖縄キッズトライアスロン大会は、小学校から中学校までの児童を
対象に、4つのクラスに分かれて行われた。
その運営方法は大人の大会とほぼ同じ形式で、
慣れたボランティアにより遂行された。
交通規制は、海中道路の片側2車線を封鎖し、警察の全面支援で交通誘導を
行い、地元のFMラジオが実況し、各学校、各スポーツ協会、各スポーツ店
がサポートする、地域全体のバックアップ体制で運営しているという印象である。
それ以上に大会を盛り上げるのは、親兄弟親戚の声援である。
それは、世界共通、肌の色もハンディキャップも関係ない、最も強い絆である。
親が運動選手で子を応援育てるケースも多いが、地域血縁のスポーツ環境が
子を育てていると感じる。
現在、このカテゴリーはアメリカ、オーストラリアなどの欧米勢が強いが、
将来沖縄から強いアスリートが現れるのは間違いないだろう。
内地からの二人は“うらやましい”を連発していた。
でも、沖縄の子達がそれを実感するのは、大人になってからかもしれない。
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