パラオのサクランボ

Katzu

2011年10月15日 00:44

 

 パラオの街を歩くと、様々な花やフルーツを見かける。
南洋特有のものばかりだが、ミューンズの坂道の途中に
サクラの木があり白い花が咲き、サクランボも実っていた。
そう言えば、ちょうど雨季で寒いこの気候は、
サクランボの季節の東北の梅雨中ごろに似ている。
花と実が丁度一緒になっていた。
食べると少々甘く、すっぱい味がした。
まぎれもなくサクランボだった。





 道路沿いにバナナやマンゴウ、ノニ、ビンロウ椰などがある。
コロール周辺は持ち込まれた外来種が多い。
パラオ特有の花は少なく、
ロックアイランドの中では、クチナシモドキくらいである。



パラオ本島北部に行くと、花の種類も減り、
変わった植物は食虫植物のウツボノカズラがある。
虫も中に入っていなくて、指を入れても食べられなかった。



ワラビと同じ形のシダ類があったが、煮て食べたら
同じ味がしたが、堅くて食べれなかった。



白いガクの花、ランの種類ノ花がある程度である。
季節のメリハリがないので花が咲く、散るという風情はない。





知人のサクランボ農家に、沖縄での作付を提案した。
真冬の季節の1個1000円もする、ビニールハウス栽培をするなら、
沖縄でどうだろう。と。
寒暖の差が小さいので、甘くならないだろう、ということだった。
パラオのサクランボも同じ味だった。


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