2011年08月05日
放射能の拡散
一昨日、総合運動公園で練習したあと、ベンチに横になり空をながめて
いると、とてつもなく、ここが放射能もない安心できる空間だと感じた。
その時、突然“放射能汚染についてお話いいですか”と話しかけられた。
沖縄県への汚染された稲わらの流通規制を求める署名であった。
日本で唯一、節電規制も放射能汚染も関係なかった沖縄の人々の気持ちにも、
放射能のテラーとしての意識が拡散していることにショックをうけた。
現実的に、流通した製品の回収には大変なリスクと不安が広がる。

国内の放射能汚染は海水汚染、土壌汚染、作物汚染、家畜汚染と
止めどもなく広がりを見せている。
当初は水道水汚染が取りざたされ、一部の浄水器メーカーが放射能を除去
すると嘘の宣伝をし、大量の販売とデマを呼び込んだ。
確かにヨウ素は半減期が短く、河川水と共に海に流れただろう。
湖水の放射性物質も確認されず、いつのまにか話題にも上らなくなった。
しかし今問題となっているのは、半減期が30年と長いセシウム137であり、
湖水の土壌が汚染されている可能性もあり、これが一番怖い。
直接的な食品だけでなく、都市生活の基本である飲料水が失われる危険がある。
この問題を指摘するまでもなく、次々と汚染対策が遅れていく。
郡山市の水源は、猪苗代湖と三春ダムでほとんどを補っている。
福島市は、摺上川ダムに頼っている。
これらの閉塞された湖沼では、流れ込んだ化学物質が水質汚染、
水底泥の汚染から関連生物の異常を生む。
これは環境問題のバイブルと言われるレイチェルカーソンの「沈黙の春」
のシナリオである。
この化学物質がセシウムである場合、30年の半減期だけでなく、
流入し続けることにより、汚染は進んで行く。
大震災後、科学技術者の提案、指摘が表面にでにくくなった。
予測や科学技術が、震災にことごとく対応できなかったためだろうか。
今、10年後、30年後、50年後を見据えた都市のロードマップを
計画すべき時であろう。

いると、とてつもなく、ここが放射能もない安心できる空間だと感じた。
その時、突然“放射能汚染についてお話いいですか”と話しかけられた。
沖縄県への汚染された稲わらの流通規制を求める署名であった。
日本で唯一、節電規制も放射能汚染も関係なかった沖縄の人々の気持ちにも、
放射能のテラーとしての意識が拡散していることにショックをうけた。
現実的に、流通した製品の回収には大変なリスクと不安が広がる。

国内の放射能汚染は海水汚染、土壌汚染、作物汚染、家畜汚染と
止めどもなく広がりを見せている。
当初は水道水汚染が取りざたされ、一部の浄水器メーカーが放射能を除去
すると嘘の宣伝をし、大量の販売とデマを呼び込んだ。
確かにヨウ素は半減期が短く、河川水と共に海に流れただろう。
湖水の放射性物質も確認されず、いつのまにか話題にも上らなくなった。
しかし今問題となっているのは、半減期が30年と長いセシウム137であり、
湖水の土壌が汚染されている可能性もあり、これが一番怖い。
直接的な食品だけでなく、都市生活の基本である飲料水が失われる危険がある。
この問題を指摘するまでもなく、次々と汚染対策が遅れていく。
郡山市の水源は、猪苗代湖と三春ダムでほとんどを補っている。
福島市は、摺上川ダムに頼っている。
これらの閉塞された湖沼では、流れ込んだ化学物質が水質汚染、
水底泥の汚染から関連生物の異常を生む。
これは環境問題のバイブルと言われるレイチェルカーソンの「沈黙の春」
のシナリオである。
この化学物質がセシウムである場合、30年の半減期だけでなく、
流入し続けることにより、汚染は進んで行く。
大震災後、科学技術者の提案、指摘が表面にでにくくなった。
予測や科学技術が、震災にことごとく対応できなかったためだろうか。
今、10年後、30年後、50年後を見据えた都市のロードマップを
計画すべき時であろう。

Posted by Katzu at 10:56│Comments(0)
│原発
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