2011年08月22日
沖縄の労働環境
沖縄県の失業率は7.6%と全国平均4.6%を大きく上回る。
最低賃金時給642円で、全国荷重平均の730円を下回る。
月労働時間179時間は全国176時間より長い。
この数字を見るだけでも、沖縄の労働環境は厳しい。
一方で、業種に大きな偏りがあるのも事実だ。
沖縄の主産業は、建設、観光、基地関連とい言われる。
現在の公共投資額は5800億円程度でバブル期に比べ
30%近い減少となっている。
建設業登録数は7300業者あり、1県当たりの業者数としては
かなり多く、その数も横ばいとなっており、厳しい状況は続く。
至る所で都計道路の建設が進んでいる。
しかしチグハグに進捗する様子から、
場当たり的補助金の使い方が透けて見える。
観光については、平成22年の観光客数は570万人であったが
過去8カ月減少傾向にある。
求職内容は、ホテル、観光案内、ダイビング関連などを見かける。
基地関連はどうであろうか。
基地内で働く就業者は約4000人と言われる。
在日米軍基地内で働くには、
(独立行政法人)駐留軍等労働者労務管理機構が
一括して募集、労務管理を行っている。
全国の米軍基地の募集に関しては、ネットでも
業務内容が確認できるが、沖縄の業務情報はない。
嘉手納の駐留軍労務機構に伺う。

ここでのシステムは、事前に就業希望者の履歴登録を行い、
該当する職種(3つ可)に募集があれば連絡をもらい、
面接する段取りとなる。
職種は一般労務から、技術、サービス、事務、専門職と多様にわたり、
年間500人程度の採用となっている。
応募申込書を見る限り、採用の決め手は、資格、職歴以外に、
沖縄在住者、海外生活年数、TOEIC750点以上の条件にあるようだ。

沖縄での自衛官採用が長い間行われなかったり、
米軍との関係には、より一層重い歴史背景がある。
この基地に頼らざるを得ない軍用地ビジネスや、
基地返還後の基地就労者の再就職が問題化している。
最低賃金時給642円で、全国荷重平均の730円を下回る。
月労働時間179時間は全国176時間より長い。
この数字を見るだけでも、沖縄の労働環境は厳しい。
一方で、業種に大きな偏りがあるのも事実だ。
沖縄の主産業は、建設、観光、基地関連とい言われる。
現在の公共投資額は5800億円程度でバブル期に比べ
30%近い減少となっている。
建設業登録数は7300業者あり、1県当たりの業者数としては
かなり多く、その数も横ばいとなっており、厳しい状況は続く。
至る所で都計道路の建設が進んでいる。
しかしチグハグに進捗する様子から、
場当たり的補助金の使い方が透けて見える。
観光については、平成22年の観光客数は570万人であったが
過去8カ月減少傾向にある。
求職内容は、ホテル、観光案内、ダイビング関連などを見かける。
基地関連はどうであろうか。
基地内で働く就業者は約4000人と言われる。
在日米軍基地内で働くには、
(独立行政法人)駐留軍等労働者労務管理機構が
一括して募集、労務管理を行っている。
全国の米軍基地の募集に関しては、ネットでも
業務内容が確認できるが、沖縄の業務情報はない。
嘉手納の駐留軍労務機構に伺う。

ここでのシステムは、事前に就業希望者の履歴登録を行い、
該当する職種(3つ可)に募集があれば連絡をもらい、
面接する段取りとなる。
職種は一般労務から、技術、サービス、事務、専門職と多様にわたり、
年間500人程度の採用となっている。
応募申込書を見る限り、採用の決め手は、資格、職歴以外に、
沖縄在住者、海外生活年数、TOEIC750点以上の条件にあるようだ。

沖縄での自衛官採用が長い間行われなかったり、
米軍との関係には、より一層重い歴史背景がある。
この基地に頼らざるを得ない軍用地ビジネスや、
基地返還後の基地就労者の再就職が問題化している。
Posted by Katzu at 11:47│Comments(2)
│街の環境
この記事へのコメント
正規軍雇用員は沖縄だけで8千人以上います。派遣、契約会社を含めると1万人以上です。
Posted by 匿名 at 2011年11月11日 10:58
駐留軍等労働者労務管理機構によると、沖縄支部の在日米軍従業員数は、平成22年12月現在で8,962人となっています。4,000人というのは、ヒアリングした沖縄市の米軍基地関連の従業者数のようです。
Posted by Katzu at 2011年11月14日 16:19
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