2011年08月05日
台風襲来と災害経験

台風9号(ムイファー)がすさまじい。
2日前の青い空と静かな海、じりじり太陽から全く想像できない天気である。
ナイチャーにとって、この突然の天気の変化は脅威である。
昨日の昼から風雨が吹き続けている。
台風2号は突然襲われた感があるが、今回は台風の速度が遅く長時間にわたり、
都市機能がストップしている。
すべての公共交通機関が運休し、高速道路ほか幹線道路の一部も通行止め、
イベントの順延、大型店舗も閉店している。

我が家の影響はサッシ下から、水が噴き出し
た。風の音が一晩中うるさく、時々振動もある。
RC造でもこうなので、古い木造なら不安だろう。
テレビはアンテナが倒れたのか映らない。
そして早朝ついに停電。
ネットも繋がらないので、自家発電用ラジオにする。
車が集中する前の県道は1台も通過していない。
東日本大震災の状況と同じであるが、津波がないだけ安心である。
油断ではないが、体に異常がない限り我慢できると思ってしまう。
いらいら誰かにあたっても仕方ない。
災害を経験していくとその対応が身に付くが、忘れると油断してしまう。
日本人はこうして自然と向き合った生活を続けてきたのだろう。
暴風域は明日の朝まで沖縄本島を巻き込むという。
台風の進路予想はかなりの精度で正確になったが、
アメリカ軍の警報図がわかりやすい。

台風9号ムイファ-は、マカオ語でスモモの意味らしい。
台風の名前は太平洋14カ国で決められている。
次回発生する台風11号名はミクロネシアのナンマド―ルと決まっている。
神様が石を空中に浮かせて作った遺跡名だが、
石が飛ばない程度の台風であって欲しい。
暴風は夕方になっても止む気配がない。
風は南から巻き込み、街路樹が傾いている。
うるま市で最大風速49mを記録した。
Posted by Katzu at 17:47│Comments(0)
│海の環境
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