2011年11月26日
海洋環境調査
小さい頃、毎週末ジャック・イヴ・クストーの
テレビ番組を見るが好きだった。
調査船カリプソ号で世界をめぐる姿は憧れに近かった。
20代にダイビングの世界に入るようになると、
彼はアクアラングの発明者であるということを知り、
自分の中で彼は神格化していった。
当時、大阪には2つのダイビングショップしかなかった。
その一つの大阪潜水教室という、今思えば封建的で厳しい
訓練学校のような店で、週1回、月に1回1泊合宿で通った。
1年後、紙のオープンウォーターカードをもらった。
ライトに浮かぶプールに沈んで行った時の初めての体験は、
今も鮮明に記憶に残っている。

GODAC(国際海洋環境情報センター)は、
名護市豊原の金融情報経済特区に立地している。
辺野古に近いこの地区は、沖縄振興特措法に基づく優遇税制により、
関連企業・団体が誘致され、地元雇用にも貢献している。
この日、久辺テクノフェスタが開かれ、各センターの一般公開が行われていた。
GODAC、はJAMSTEC(独立法人海洋研究開発機構)の組織
であるので、全国からも研究員が参加していた。
CO2の吸収源としての海洋の炭素循環について、
多くの疑問があったので話を聞きに行った。
数人から1時間以上、丁寧に対応してもらった。

海洋観測調査機器では、漂流型のアルゴフロートと固定型のトライトンブイがあり、
アルゴフロートは世界で3000基放流され、その一部を日本が担っている。
エルニーニョ観測には深層750mまで測れる、固定型のトライトンブイが
有効だが、日本の対象は10数基が赤道上で観測している。
一時予算の削減があり数は少ないが、気候変動の鍵を握る調査だと思うのだが。
GODACの資料データは豊富なのでよく活用しているが、
学術的なものは個別にあたるしかなかった。
12月からホームページも更新され、一般の人も検索しやすくなるようだ。
ホームページはこちら
事業仕訳で有名になった横浜研究所の地球シミュレーターであるが、
大震災のあとで、世界一早く解析する必要性があることを、
皮肉にも多くの人が痛感する結果になった。
当センターは、海洋調査のデータベース化、管理、情報発信を柱に、
海洋科学技術の紹介を通じ、地元密着型の教育との連携を謳っている。
センターの入り口では、深海艇で活躍する水中テレビカメラロボットを
操縦体験する子供が列を成していた。
テレビゲームと同じ動きで、物や生き物を追う姿になぜか感動してしまう。
将来、この中から海の中に夢を見つける子が現れるだろう。

テレビ番組を見るが好きだった。
調査船カリプソ号で世界をめぐる姿は憧れに近かった。
20代にダイビングの世界に入るようになると、
彼はアクアラングの発明者であるということを知り、
自分の中で彼は神格化していった。
当時、大阪には2つのダイビングショップしかなかった。
その一つの大阪潜水教室という、今思えば封建的で厳しい
訓練学校のような店で、週1回、月に1回1泊合宿で通った。
1年後、紙のオープンウォーターカードをもらった。
ライトに浮かぶプールに沈んで行った時の初めての体験は、
今も鮮明に記憶に残っている。

GODAC(国際海洋環境情報センター)は、
名護市豊原の金融情報経済特区に立地している。
辺野古に近いこの地区は、沖縄振興特措法に基づく優遇税制により、
関連企業・団体が誘致され、地元雇用にも貢献している。
この日、久辺テクノフェスタが開かれ、各センターの一般公開が行われていた。
GODAC、はJAMSTEC(独立法人海洋研究開発機構)の組織
であるので、全国からも研究員が参加していた。
CO2の吸収源としての海洋の炭素循環について、
多くの疑問があったので話を聞きに行った。
数人から1時間以上、丁寧に対応してもらった。

海洋観測調査機器では、漂流型のアルゴフロートと固定型のトライトンブイがあり、
アルゴフロートは世界で3000基放流され、その一部を日本が担っている。
エルニーニョ観測には深層750mまで測れる、固定型のトライトンブイが
有効だが、日本の対象は10数基が赤道上で観測している。
一時予算の削減があり数は少ないが、気候変動の鍵を握る調査だと思うのだが。
GODACの資料データは豊富なのでよく活用しているが、
学術的なものは個別にあたるしかなかった。
12月からホームページも更新され、一般の人も検索しやすくなるようだ。
ホームページはこちら
事業仕訳で有名になった横浜研究所の地球シミュレーターであるが、
大震災のあとで、世界一早く解析する必要性があることを、
皮肉にも多くの人が痛感する結果になった。
当センターは、海洋調査のデータベース化、管理、情報発信を柱に、
海洋科学技術の紹介を通じ、地元密着型の教育との連携を謳っている。
センターの入り口では、深海艇で活躍する水中テレビカメラロボットを
操縦体験する子供が列を成していた。
テレビゲームと同じ動きで、物や生き物を追う姿になぜか感動してしまう。
将来、この中から海の中に夢を見つける子が現れるだろう。

Posted by Katzu at 18:41│Comments(0)
│海の環境
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