連休の沖縄はあいにくの梅雨空で、
海中道路の歩道の白百合が雨に濡れていた。
梅雨入りした沖縄は、南から湿った空気が入り、雨で気温も下がった。
梅雨前線は九州付近まで上がっていった。
昨日はくもり時々雨で福島の最高気温31℃より5℃低かった。
沖縄に日照時間は年間1700時間程度で全国的に少ない。
天気はくもり時々雨が圧倒的に多く、雲ひとつない晴天は年に数回である。
南洋特有の通り雨が多く、降雨の天気予報が外れやすい。
車に頼らない老人子供は、外出に際してはその判断に困る。
自転車、徒歩を基本にする生活は、自然現象を把握することが大切である。
天気予報以上に、近々の天気を予想(天候予測)する方法は、
各地の予報よりも、自分で確認する方が確実になる。
その方法は、気象庁の各種現況データで確認したあと、雨雲の動きを予想する。
天気予報は各種サイトがあるが、
日本気象協会のサイトの予報がわかりやすい。
このサイトから、気象画像と天気図と雨雲の3つを重ね合わせ、
雨雲移動の予想をあわせると、ほぼ判断することができる。
登山競技ではテント内で天気図を書いたが、
書いていく内に自分の気象的な位置が確認できるようになる。
そして周囲の山の状況から経験的に、次の日の行動を自分で判断したものだ。
この方法論は情報過多の現在でも参考になる。
さらに、腕時計の気圧計は、天候の変化を知らせてくれる強い味方だ。
実況的天気予報を配信しているのが
、Weather newsである。
全国数千点の現況ウェザーリポートを掲載している。
このサイトはビジュアル的であるが、専門的に見入る余地が少ない。
むしろこのサイトの凄い所はタイムリーな所だ。
ちょうど千葉県東方の地震があったが、地震情報にいち早く切り替わった。
他のサイトでは、全体像を把握するまで時間がかかった。
海外では、
JALの天気予報がわかり易いと評判で、気象映像とあわせて判断していた。
各地の天候の比較ができ、特に海外旅行の移動ではよく利用する。
一般的に海洋性気候は安定しているが、南洋の天気予報はくもり時々雨が
ほとんどで、その内容と解釈は範囲が広く予想しにくかった。
いずれにしても、どの天気予報があたるはずれるというよりも、
自分で概況を把握しておく方が大切であると思う。
今年の開花予想は、直前の変更後でさえ、1週間外れた。
2か月前に予想して旅行を組んでも、役にたたない。
大幅に、予測スタイルを見直した方がいいのではないだろうか。